人体の不思議展の感想[出張日記]

人体の不思議展
http://www.jintai.jp/top.html

展示会の詳細はリンクを貼ったオフィシャルサイトに任せるとして。それぞれの展示物に漂う雰囲気は有機物と無機物の中間ぐらい。何とも不思議な感じだ。特に筋肉は食べ物といわれれば素直に信じられるような気もするし単なる標本にしか見えないとも言える。

人体の解剖図は勿論見たことあるけれどこのように立体的に現実感を伴ってみせられるとその緻密さに驚嘆する。血管、呼吸器系、消化器系、、神経系、骨格、筋肉等が複雑に絡み合い全ての機関が然るべき(としか思えない)場所に格納されている。しかも一分の無駄も無くびっちりと詰め込まれている様は壮観とも言える。医者のH君が初めて人体の解剖をしたときその"素晴らしい出来映え"に感動し「神の存在を感じた」とまで語っていた。その気持ちが判るような気がする。けど、俺の無神論的立場は変わらないけどね。